卵巣がんだった 5

卵巣ガンのこと

退院から2週間後

病理検査の結果を聞きに診察へ。

本当は1人で行こうかとも思いましたが、結局は心配して夫もついてきてくれました。

9時30分の予約だったけど外来は激コミ。

11時ごろにようやく呼ばれました。

「お久しぶりですね、どうですか?体調は。」

ハイ!だいぶ傷口の痛みも良くなりました!

と報告。

すると先生がPCで私の切除した卵巣の画像を出して説明してくれました。

その画像は衝撃。

保健体育の教科書で見たそれとは全く違う、

ボロボロの肉塊のようなものでした。

中にチョコレート色のレバーのようなものも見えています。

(レバー好きの方ごめんなさい。。。)

「これが子宮内膜症によるチョコレート嚢胞の部分でしょうね。MRIで充実性の腫瘍に見えたのはこれだった。」

「で、、、術中の迅速病理検査は境界悪性という結果だったんですが」

ここでPC画像がホルマリン漬けの卵巣に変えられました。

赤い直線が引いてあります。

「この直線部分にがん細胞が見つかりました。」

え?

な、なんだって??

「リンパ転移、他の臓器への転移、腹膜内を洗浄した水にはがん細胞はなかったので、本来ならステージはIa期なんですが、

卵巣の癒着が酷く、摘出の際に卵巣が崩れてしまったため、みーさんの場合はステージI c期となります。」

完全に油断していました。

まさかのもう一度ガンの告知を受けるとは。

動揺を隠せず言葉がでない。

そんな私を見かねて夫がいろいろと確認してくれました。

抗がん剤治療が必要か?

→崩れた卵巣にがん細胞があった場合を考えるとやるべき。

残っている卵巣と子宮はどうなるか。

→卵巣がんはIa期のみ残せる場合があるが、原則子宮も卵巣も全摘プラス抗がん剤。

(その他癒着具合で他の臓器やリンパ切除も行います。上記はあくまでみーさんの場合の主治医の回答です。)

こんなことは事前にネットで調べてわかっていたこと。

わかっていたこととは言え、またあの苦しみを味わうのかと思うと

はじめから全摘しちゃえばよかった

とさえ思ってしまうほどのショックでした。

一度安心させられて、結局地獄に落とされた。

次回の診察までに、今後の治療をどうするか決めて来るように指示されてこの日は終了。

選択肢は2つ。

  1. 切除せずに抗がん剤治療。
  2. 全摘してから抗がん剤治療。

1.は再発のリスクを上げてしまうが、妊娠の可能性に賭けるということ。

自然妊娠は無理でも他の方法で妊娠は可能かもしれない。

そのために臓器は残して、がん細胞だけ抗がん剤で叩いておく。

2.は再発のリスクを限りなく下げるということ。

だけど卵巣子宮全摘の副作用が当然ある。

(ホルモン欠乏症やリンパ浮腫、腸閉塞etc…)

どっちを選んでもがんはがん。

抗がん剤で苦しむのは同じ。

そしてつきまとう再発リスク。

この時の私は決めかねていました。

正直なところ、もう子供を持つことは諦めていたのですが、

やはり女性としての臓器を全てなくすことに迷いがあった。

いずれはその役目を終える臓器だとしても。

みーさんこの時まだ35歳。

6に続く





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